前回の記事
“あるものへの感謝リスト”
に続いて今回は
“昔に比べて現代の有り難さを感じる感謝リスト”
になります。(一番下にあります)
現代と昔
現代社会
「現代は生き辛い時代」
と 言われる事がありますが、
これを見聞きしてあなたはどう思われるでしょうか?
現代の人間模様について書かれている記事なんかで
何度か文面を見た事がありますし、
自分自身も、ネガティブ真っ只中の頃は、
生き辛さを感じていた時期もありました。
確かに、この先進国で自由で豊かな国 日本が、
世界的にみて自殺率が異常な程ワーストで、
幸福度が悲しい程ワースト、
この衝撃的な事実はあります…
しかし本当に現代が生き辛い時代なのでしょうか?
昔の事を差し置いて現代だけ切り取っている様にも思えます。
どの時代においても、その時代時代において
何かしらの生き辛さ?や大変さが
あるのではないかとも思えたりしますが。
昔は現代に比べると物が無かった事を思うと、
現代人からすると不便に感じたりして、
今は便利ですが、あらゆるものにおいて
次から次へと新たに最新へと生まれ変わり続け、
古くなったものは上書きされ、廃れ、価値が無くなっていき、
水準は高く、水準のそれ自体は良いのですが、
どこか歪んだ方にいってしまっている部分がある様にも思います。
それが見栄やプライド、比較、奪い合い、肩書や優位性、順位など、
必要以上に自分を高くみせたり、立場を上に立とうとしたり、
それらは全て “恐れの守り” からくる言動ですね。
そういったものが調和ではなく、
排除・拒否・同調圧力・阻止・パワハラなど、
不協和を起こしたり陰湿なムードを醸し出して、
追いやったり 追いやられたりしていって
そんな窮屈感や疎外感がエスカレートした
歪みが不幸な実態を作り出している様に思います。
これには、現代において物が溢れかえり、
様々な事で飽和状態になっていたり、
将来や先行きの不安や恐れ、
戦後の教育やネガティブな観念の植え付け、
西欧化など色々絡み合っていると思いますので、
一筋縄ではいきませんし、非常に厄介な問題が潜んでいると思います。
そしてこれには敗戦後 GHQや統治組織の封じ込めによって、
日本人の古き良き調和の心を崩すかの様に、
深い意識に、自虐意識や罪悪感、否定的なもの、
を刷り込まれている、というのがあります。
この背景や歴史については私は上手く説明できませんが、
罪の意識を刻み込まれ、自国への誇りを持てなくなり、
弱体化させる為に無意識下の深い所に侵されてきた、
というものです。
これは話が逸れていきますのでこの辺で、
と、ここまでは、
現代の空気感が生み出す生き辛さ、
的な所について書かせて頂きました。
昔の暮らし~発展発達~現代の利便性
日々生きていて、昔を意識する事ってありますでしょうか?
「現代は生き辛い、でも昔はどうだったんだろう?」
「鬱とは一体いつできた言葉で、昔の人はどんな精神だったのだろうか?」
「現在と違って、車両も機械も電動工具も無かった時代にどうやってこの建物は建てられたのか?山手の神社やお寺 石垣を積むだけでも昔にどうやって?となります」
「大ケガや病気 手術や麻酔も無かったのに?救急車も無かった」
食べるものも着るものも何もかも
有り余る現代に生きていると、
つい目先のものや、
自分を取り巻く狭い範囲でみてしまいがちですが、
特に生き辛さを感じている人は、
今回のこのリストアップをやってみると
視点が変わってすごく良いと思います。
また、ネガティブの中に生きていたり、
何かにガチガチに囚われていると、
視野が狭くなり、中々自分を外して
物事をみたり捉えるのが難しく、
なにかその向き合っている事象に
ハマリ込んで、負のスパイラルから
抜け出せなくなってしまう事と思います。
ですが、一度じっくりと、現代、現状と、
昔を意識したり感じたり調べたり、
生活や在り方、生き方を比較してみると
大切な事に一杯気づけるはずです。
それでは↓にリストアップを揚げさせていただきます
(ご自身に置き換えてノートに書き出してみて下さい)
昔に比べて現代の有り難さを感じる感謝リスト
- 今みたいに電車・車・飛行機なんて無く 庶民は 数km 数十km の移動を歩いていた
- 今みたいに簡単に病院に行けなかった 移動距離・移動手段・所在
- 病気になっても今と違い 治療の術が発達していなく 治せない事が多かった
- 病名も原因も治療法も対策もわからない時代があった事
- 薬も抗生物質も無い時代には風邪でも こじらせると命を落としていた
- ウイルスや細菌の感染の広がりに対処できなかった
- 麻酔も無かった
- ケガをして激痛があっても 時と場合によっては我慢するしかなかった
- 電気冷蔵庫が普及する前までは 氷冷蔵庫だった
- 食品の温度管理・維持・保管 現代は本当に便利
- 消費期限や賞味期限の表示 有り難い
- 現代の食材や調理品の衛生や品質の高さ 有り難い
- 1日3食 食べられる豊かさ
- 残す・お腹いっぱい・食べ過ぎてくるしい なんと贅沢な事
- 炊飯器は無く かまどで焚き木を燃やし 火力調整など無いし 保温も無い
- 暖を取るのは火鉢
- 暖房やヒーターなんて無かった
- お風呂は五右衛門風呂
- 今みたいに保温や追い炊きなんて無い
- 水は井戸水の汲み上げ
- 洗濯は洗濯板で 手しぼり 冬は冷たい
- 扇風機は無かった
- クーラーも無かった
- 今の様な電気による動力が無かった
- スマホ→ガラケー→PHS→ポケベル 携帯の電話が無かった
- 固定電話も無かった
- 連絡・伝達手段は手紙
- ナビなんて無い
- 地図も無かった
- 今は手段・距離・料金 グーグルマップでどこでも簡単に行ける
- グーグルマップで自分の居場所・位置・周辺情報 GPS 歩くナビ
- スマホとネットワークさえあれば日本・世界・地球を知れる
- 地震・津波・天候・病気・ウイルス・食の安全・ライフライン 全て情報のお陰
- 世界情勢・危険地帯や治安・社会問題・経済 全て情報のお陰
- 情報化社会に対して どれだけ昔は わからないことだらけだった事か
- 選択の自由
- 思想・言論の自由
- 行動の自由
- 身分制度によって身分が固定されていた
- えた・ひにん 差別があった
- 戦争時代 徴兵制度があった
- 戦争で家族を失っても 安否すらわからない 最期の言葉を交わす事も顔をみる事もないまま
- 食・病・危機・災害による死亡リスクの圧倒的な違い
いかがでしょうか?
現代は情報化社会で便利な反面、
余計な情報までキャッチしてしまってもいます。
それによって本当の自分を見失ったり埋もれたり、
比較や価値観、モノサシが外側の他者になっていたり、
他人軸の生き方になっている人も多い事と思います。
陰湿な事も多いのもよくわかります。
ですが、この国・この時代が、
どれだけ有り難い事かを意識的にみていくと、
そんな事はどこか吹っ飛んでしまいます。
どこに意識をフォーカスするかで本当に
気の持ちようが全然違ってきます。
TVのチャンネルを変える様に、
意識のチャンネルを選択してみて下さい。
それに響き合うものが入ってきますので。
昔や先人、古い時代を想像したり感じたりする事で、
すごく大切な気づきを見つけられると思います。
是非、そんな事を感じられる場や映像、文章に触れ、
リストアップされてみて下さい!
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